チェインバー「大人しく虜になろう…さあ!きつく縛ってくれ!」
なんでお市の旦那さん達は捕縛されるとネタに走るのか?とか思いつつガルガンティアの第四話です。
今回はレドさんが「他の2作の主人公達は敵を倒したらヒーロー扱いされてたのに、俺は借金まみれさ!」と
ガルガンティアでの生活の厳しさを噛み締めながら労働に励み、そこでも上手く行かずに
結局労働力(チェインバー)だけ使われて本人は速攻で壁際族、という境遇の悪さから
変なのを彫ってみたり、自分の過去の事を思い出したり、ガルガンティアの皆の事を見てみたりします
いいから仕事しろ?で、でもチェインバーが頑張ってるし…チェインバーは俺の為に働くのが存在理由だし…
そんな駄目っぽいレドさんを少しでも正道に戻そうと引っ張り廻すエイミーは
会話の中で「弟」という単語を出すが、なんとレドさんには「弟」どころか「家族」と言う概念すらも判らない
終いには「家族は非効率」とか言い出すし、エイミーの弟は体が弱いという話には
仕事中にも口を動かす事を忘れないチェインバーが「弱者は排除される、戦闘には不要だ」とか言い出す始末
そのレドが「有益な情報を得たい」と言い出したのを良い事に、エイミーは五賢人と呼ばれる程の情報通である
医者のオルダムさんの所に連れていく事に、お医者さん、こいつらの治療を
しかし、そのオルダムをしてもレドの語る知識は「過去に失われた知識」であり、助言は出来るものではない
だが、レドが言う「この集団の無秩序さとか弱者保護とか、そういう非効率はどうにかならんの?」という
相互理解の相違の修正には、エイミーの弟であるべベルとの対話が役に立つだろうと語る。
そうと決まれば向かうはべベルさんの家、前々から宇宙から来た人と逢いたいと言っていた
べベルとレド、そしてチェインバーはようやく邂逅し、それぞれの境遇について語り合う
そしてレドが求める「組織」としての構造の不安定さ、に対してべベルは自分達は「仲間達」であり
皆が安心して生きる場を求めて協力しているんだと返し、そしてそれも納得できないレドに
レドもガルガンティアの皆も、方向性は違えど「生き続ける」という部分では全く同じなのだと伝える。
なんというか、恐ろしく出来た弟さんです、五賢人の一人って言われても全然おかしくないレベル。
しかし、その言葉で更にレドの価値観は揺らいできてしまい「生きてるってなんだろ生きてるってなあに」状態に
その場を通りかかったベローズに「俺の行動ってどうよ?なにをすべきか判んなくなってきた」と愚痴ると
ベローズは「そのすべきって言う軍人みたいな考え方を止めたら?と言い出し、レドはますます混乱
しかも弱り目に祟り目とばかり、スコール(豪雨)まで始まってしまう
が、ガルガンティアの皆にとってはこれは祟り目なんてものじゃない、貴重な真水を得るチャンスだ!と言う事で
皆が総出で雨を貯めこむ為の行動に出る事に、そしてレドのその行為を通して
無秩序の極みだった子供達を含む皆が、誰に命令される訳でもなく行動し、そして喜び合うという
共に生きるガルガンティアの仲間の姿を見てべベルが言っていた事の答えを掴みかけるのであった。
そして、再び向かったべベルの家で、今度は必要論について語り合うレドとべベル
不必要なものは存在しえない世界で生きてきたレドに、レドが必要な人は誰?と聞き
同時に、レドの手からエイミーを通してべベルに渡った「へんなの」は一体どういう意味があったのか?と問う
そして、レドすらもなぜ作るのかわからない「へんなの」は「笛」であると伝え
その旋律をレドに聴かせる、そしてレドはその音色で過去の情景
同じ様に笛を持った、自分によく似た少年が「消去」されるという「悲しい」過去を思い出し
そしてその過去に対して「涙」するのであった
その後、べベルから不要である筈の笛を「返して」もらい、そして「涙」と「笑顔」も教えてもらったレドは
「この星の事を、もっと理解する必要がある」と、それまでとは少し違った形で再認識するのだった…で〆
おもしれえ!
異世界モノならではの認識の擦り合わせ回、しかもロボットものでやるとなるとロボットの出番が無くなるか
ロボットを派手に動かせば今度は本筋の印象が薄れてしまう…という難しい回
しかも前回の「ありがとう」の見事な引きでハードルはますます上がってる筈なのに
ロボットの出番は序盤のコメディで消化、前回の余韻を打ち消すという行為に使い
その後は人間同士の対話をメインにする事で、両者を両立させつつ話をまとめるとか素晴らしいです
キャラを偏らせすぎないシーンの作りの流れも、合間にギャグなどを挟んでのテンポもいいしと
チェインバーがちっとも暴れないとしても、翠星のガルガンティアは毎度良いものを見せてくれます
今後しばらく荷物運搬専門ロボと化してたとしても、アニメとしては多分心配ありませんね
チェインバーには基本運搬用で、いざと言う時には戦う対宇宙生物ロボという
エイリアン2のパワーローダーの様な立ち位置になってもらいましょう。

荷物を運ぶ時に、腰を痛めない様に角度に気を使う事を覚えました
なんでお市の旦那さん達は捕縛されるとネタに走るのか?とか思いつつガルガンティアの第四話です。
今回はレドさんが「他の2作の主人公達は敵を倒したらヒーロー扱いされてたのに、俺は借金まみれさ!」と
ガルガンティアでの生活の厳しさを噛み締めながら労働に励み、そこでも上手く行かずに
結局労働力(チェインバー)だけ使われて本人は速攻で壁際族、という境遇の悪さから
変なのを彫ってみたり、自分の過去の事を思い出したり、ガルガンティアの皆の事を見てみたりします
いいから仕事しろ?で、でもチェインバーが頑張ってるし…チェインバーは俺の為に働くのが存在理由だし…
そんな駄目っぽいレドさんを少しでも正道に戻そうと引っ張り廻すエイミーは
会話の中で「弟」という単語を出すが、なんとレドさんには「弟」どころか「家族」と言う概念すらも判らない
終いには「家族は非効率」とか言い出すし、エイミーの弟は体が弱いという話には
仕事中にも口を動かす事を忘れないチェインバーが「弱者は排除される、戦闘には不要だ」とか言い出す始末
そのレドが「有益な情報を得たい」と言い出したのを良い事に、エイミーは五賢人と呼ばれる程の情報通である
医者のオルダムさんの所に連れていく事に、
しかし、そのオルダムをしてもレドの語る知識は「過去に失われた知識」であり、助言は出来るものではない
だが、レドが言う「この集団の無秩序さとか弱者保護とか、そういう非効率はどうにかならんの?」という
相互理解の相違の修正には、エイミーの弟であるべベルとの対話が役に立つだろうと語る。
そうと決まれば向かうはべベルさんの家、前々から宇宙から来た人と逢いたいと言っていた
べベルとレド、そしてチェインバーはようやく邂逅し、それぞれの境遇について語り合う
そしてレドが求める「組織」としての構造の不安定さ、に対してべベルは自分達は「仲間達」であり
皆が安心して生きる場を求めて協力しているんだと返し、そしてそれも納得できないレドに
レドもガルガンティアの皆も、方向性は違えど「生き続ける」という部分では全く同じなのだと伝える。
なんというか、恐ろしく出来た弟さんです、五賢人の一人って言われても全然おかしくないレベル。
しかし、その言葉で更にレドの価値観は揺らいできてしまい「生きてるってなんだろ生きてるってなあに」状態に
その場を通りかかったベローズに「俺の行動ってどうよ?なにをすべきか判んなくなってきた」と愚痴ると
ベローズは「そのすべきって言う軍人みたいな考え方を止めたら?と言い出し、レドはますます混乱
しかも弱り目に祟り目とばかり、スコール(豪雨)まで始まってしまう
が、ガルガンティアの皆にとってはこれは祟り目なんてものじゃない、貴重な真水を得るチャンスだ!と言う事で
皆が総出で雨を貯めこむ為の行動に出る事に、そしてレドのその行為を通して
無秩序の極みだった子供達を含む皆が、誰に命令される訳でもなく行動し、そして喜び合うという
共に生きるガルガンティアの仲間の姿を見てべベルが言っていた事の答えを掴みかけるのであった。
そして、再び向かったべベルの家で、今度は必要論について語り合うレドとべベル
不必要なものは存在しえない世界で生きてきたレドに、レドが必要な人は誰?と聞き
同時に、レドの手からエイミーを通してべベルに渡った「へんなの」は一体どういう意味があったのか?と問う
そして、レドすらもなぜ作るのかわからない「へんなの」は「笛」であると伝え
その旋律をレドに聴かせる、そしてレドはその音色で過去の情景
同じ様に笛を持った、自分によく似た少年が「消去」されるという「悲しい」過去を思い出し
そしてその過去に対して「涙」するのであった
その後、べベルから不要である筈の笛を「返して」もらい、そして「涙」と「笑顔」も教えてもらったレドは
「この星の事を、もっと理解する必要がある」と、それまでとは少し違った形で再認識するのだった…で〆
おもしれえ!
異世界モノならではの認識の擦り合わせ回、しかもロボットものでやるとなるとロボットの出番が無くなるか
ロボットを派手に動かせば今度は本筋の印象が薄れてしまう…という難しい回
しかも前回の「ありがとう」の見事な引きでハードルはますます上がってる筈なのに
ロボットの出番は序盤のコメディで消化、前回の余韻を打ち消すという行為に使い
その後は人間同士の対話をメインにする事で、両者を両立させつつ話をまとめるとか素晴らしいです
キャラを偏らせすぎないシーンの作りの流れも、合間にギャグなどを挟んでのテンポもいいしと
チェインバーがちっとも暴れないとしても、翠星のガルガンティアは毎度良いものを見せてくれます
今後しばらく荷物運搬専門ロボと化してたとしても、アニメとしては多分心配ありませんね
チェインバーには基本運搬用で、いざと言う時には戦う対宇宙生物ロボという
エイリアン2のパワーローダーの様な立ち位置になってもらいましょう。

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