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ネタに食いついたり無駄話したり
どっちかと言うと「ひよこ」派です
あれは東京名物じゃない?ハハハ、シギント細かい事を気にしちゃあいけない。


という訳で、RDGの第三話
追うモノと追われる者、先に進む者と止めるモノとの決着の物語です。

前々回、前回の立ち居振る舞いからも怪しさ満点
というかおかっぱ頭で釘ボイスという作りの時点で既に怪しかった和宮くんが
朝っぱらから深行とヤマノススメったり、東京について「楽しそう」に語ったりと
まごう事なき変化、進歩の兆しを見せた泉水子を前にもはや一刻の猶予もならぬと
深行を初めとした泉水子を変化させる要素を全て排除し、泉水子を再び止めんと行動に出る
そう、和宮くんは、実は神霊だったのです!

それにしてもこの和宮くん、山の神霊だけあって山男の豪放な気質を持っているのか
やる事がやたらと荒っぽい、中学生にヤッパを抜かせたり、車をママチャリで追っかけてきたり
挙句レースゲームばりに車をコースアウトさせたりと
これがRDGじゃなくてF-ZEROだったらあの時点でアニメ終了ですよ、もっと自重すべき。

そんなパワフル神霊の和宮くんの
「一緒に田舎の高校に進学しなかったらインデグニションでば、馬鹿なっ!って言わすよ?」という脅しに
流石の深行も「か…神には勝てない!服従しかないんだ!」とドイツ軍人みたいに屈服しますが
しかし悲しいかな、この和宮くんも大本を辿れば泉水子の「友達が欲しい」という願いによって生まれ
そしてその友達=泉水子の為に、自分なり彼女が住みよい世界を考えて動いていた存在が故に
その泉水子本人がそれを否定し、「自分の考え」を示せばそれに従うが定め

その後、泉水子の変化に伴って自分の存在意義を失った和宮くんは
彼が「初めての御使い」として生まれた時と同じように、泉水子の舞いによって和宮の姿から解かれる事に
そして、実質彼に後押しをして貰った形になった泉水子と深行は、共に東京の学園に向かい
新しい学校、新しい住まい、そして新しい「同居人」との生活が始まるのであった…で〆


「ここにいる自分」から新しく踏み出す為に、ついに泉水子が大きく踏み出したという
一つのターニング・ポイントとなる話ですね。

誘う者である深行が開けた扉、そして本来は止める者である筈の和宮が
泉水子が本当にそこから先に進むという意思を問う鍵の役割を果たしたという感じですね
あの「往生した事(諦めた事)は一度も無いよ」という和宮の言葉は、それも示してたんじゃないかなーと
本気で食い止めると言うよりも、これ以上の苦難が待ち受けるかも知れない道にあえて進むのか?という
覚悟を問う部分も大きかったんじゃないかなと、そんな気がします
そして、深行の前で舞う=自身の扉を開けた泉水子の姿を前に、その役割を終えた、と

でも、首トンのハゲ曰く「新しい関わりを待ってる」との事なのでまた出てきそうな予感もしますけどね、CV釘宮だし。



RDG レッドデータガール 第03章 「はじめてのお使い」


ハナガ、ハナガサイタヨ

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