銀河機攻隊マジェスティックプリンス 第一話「出撃」

絶対に止まらないものは、絶対に動かないものとぶつかるんだよ…！



という訳で、今期ロボットアニメ３連発の第１発目「マジェスティックプリンス」です
謎言語を話す謎の異星人達と地球防衛軍の戦いに、イマイチ連携が取れない、通称ザンネン５の「チームラビッツ」が
謎の最新鋭機を駆って殴り込みだ！！という、今の所は実にストレートな展開ですね

前半では、ロボットものの典型な「いきなり異星人に猛攻を喰らってやられそうな基地」が描かれ
その次に、チームラビッツがなぜザンネン５なのかを、模擬戦という形で証明

その後でヒーロー大好きな漫画家戦士のイズル、肝心な所で駄目なアサギ、現状ではまだまともなケイ
「この子面倒臭い子だ！」なタマキ、眼鏡でミリオタとお馴染み要素を揃えたアタルという
模擬戦だけじゃなくそれ以外でも結構残念な５人の紹介

中盤からは、その５人が「なぜか」最新鋭機に乗せられ、冒頭の陥落寸前基地の援護に放り込まれて
そこでラビッツ無双をやって敵を追っ払うと、結構まとめた感もありますが「基本の流れ」ですね

主人公が夢を聞かれた際の「ヒーローになりたい」発言や、それが高じての市民を救助する為の無茶な戦い
そしてその戦いの中で垣間見せた異能の片鱗

落ちこぼれだった筈のラビッツがなぜか最新鋭機計画に選出され
機体の慣らしをするどころか、初操縦の状態で戦地に放り込まれるという「逝ってこい」状態の出撃
軍の上層部の人間に「あの」と言わしめるぐらいの存在感のある、特務機関「MJP」
その特務機関のいかにもな司令官にロリポップのお姉さん、整備班のおっぱいさんと兄貴達などなど

気になるパーツを出しつつ、全体としては基本展開で手堅く纏めると
ロボットものの１話としては結構良い感じではないでしょうか、シーンごとのテンポも良い感じでしたし。

これからどっちの方向に行くかはまだ判りませんが、冒頭の人死にまくりといい
なんか明るい方向にはあまり行かないんじゃないかなーとか思ったり
コミカルな顔演出が見られたのは本当に序盤の序盤だけでした、とかならなきゃいいなー

あと、この搭乗者のＤＮＡや生存本能を読み取る謎のジュリア・システム搭載のこの５機
なんとなく合体する気がするのって、俺だけじゃないよね？
「本能」「ＤＮＡ」「連携の取れない５人」とこれだけ揃ったんなら、出来ればガッチリ合体してほしいなあ。





あえてタマキ推し